令和元年 神奈川県児童福祉審議会推薦
優良図書
ぼくは、2018年に小児がんのことをくわしく書いた紙芝居『ぼくはレモネードやさん』を作りました。
その紙芝居が絵本になって、生活の医療社さんから、2019年8月30日に出版されることになりました。
小児がんを経験したぼくが伝えたいことを全部かいた絵本です。レモネードスタンドをやる理由、小児がんのことなどがくわしくかかれています。
たくさんのひとに読んでもらえたらうれしいです。ぜひ読んでみてください。
そして、みなさんに広く伝えてもらえたらうれしいです。
絵本の感想も教えてください。
絵本の売り上げの一部は、みんなのレモネードの会を通して小児がんための支援にしよう思います。
作者・えいしま しろう
※絵本の中に「小児がん」「がん」という言葉が出てきます。
教育・医療の現場やご家庭など、様々な場所で様々な方に読んで頂き、多くの反響を頂ています。
以下、当会に寄せられた絵本の感想の一部です。
🍋四郎くんの絵本、淡々と書かれていて、それがまた、その後ろにどんな辛さがあるのだろうかと思います。知らないわたし達は治ったら、もう大丈夫なんだなって思ってしまうけど、治療の後もずっと大変なんだなということが、とてもわかりました。経験した人にしかわからないことを教えていただきました。
🍋どんなうまい絵よりも言葉よりも、伝わってくるものが大きかった。こちらがうける印象が強かった。子どもたちが。過酷な時間を積み重ねて生きている。それが、よく伝わってきました。
私はこうやって絵本を通して感じ、考えさせてもらうことしかできないけれど…本当に伝えてくれてありがとう!
🍋四郎君の絵本は、辛い事だけじゃなくて、楽しい時間や嬉しかった事も書いてあって、明るく前向きになれる本でした。
🍋素直…というか…言葉で上手く表現できない…ストレートというか…しろうくんの気持ちやお友だちのことも、すーっと入ってくるような、すごく心あたたかくなる本でした。
🍋絵本を読んで、同じように頑張っている仲間がいると思うと、自分だけじゃないと励みになる。
🍋きょうだいも本人も、絵本から「小児がん」という言葉を自然に受け入れてくれました。
🍋お空にいる患児のきょうだいです。学校にお気に入りの絵本として「ぼくはレモネードやさん」を紹介しました。
🍋前向きで、誰も傷付けないで、励ましてくれるしろうくんの絵本。通っていた学校の先生にお願いして、クラスで読んでもらいました。普段騒がしい子達もじっと聞いてグループディスカッションしてくれたそうです。
🍋親子で家族で本を読ませていただきました。ひとりひとりが毎日を大切にすごす、きっかけになりました。
絵本『ぼくはレモネードやさん』の朗読を許可なくネットにあげたり、紙芝居などに印刷するのはやめてください。
小児がんの啓発に協力しようというお気持ちは、とてもありがたく、嬉しいのですが、この絵本は、ぼくがたくさん考え、工夫を重ねて完成させた大切な作品でもあります。
理解してもらえると、ありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。
ぼくはレモネードやさん作者
えいしましろう